今年の夏は、とても暑くなってきていますので、食欲も落ちてしまうことが心配されます。
今回は、食事について書きたいと思いますが、食事というのは、「気分」 ちょっとした一言で、だいぶ進み方も違います。
「たくさん食べて下さいね」など。
食事を始める時間には、声かけを必ず行い、きちんと「これから食べるんだ」と心の準備をしてもらい、気を向けてもらう事は重要です。
食事の介助においては、進み方を見て、その日のメニューの中でどれが好みなのかも判ります。
その中で勧め方と組み立てていくのもテクニックの一つです。
お客様が何を食べたいかというときは、以外と介助者の視点のみで選んでしまいます。
でも食べるのはお客様です。
それと、食事前にエプロンが必要なお客様には「エプロンをおつけしましょうか」と声をかけますが、エプロン等を自らつけたいと思う方はいないと思いますので、そうした気持ちを気遣う事も必要です。
食事という行為の目的に、楽しむことが含まれておらず、ただ、エネルギー補給のためだけの食事になってはいけないと思っています。