幕張日記

花見川区にあるグループホームです。よく食べ、よく出し、よく活動し、よく寝るをモットーにお客様とスタッフが和気あいあいと過ごしています。

否定から入っちゃダメなのよ♪

先日、髪の毛を切りに行ったら、店内にお巡りさん(30代)、おばあちゃん

(80歳前くらい?)、店員さん2名とちょっと荒れている光景。

受付横で話を聞いていたら…

 

婆…「カット代のおつりをもらっていない(怒)」

店…「いや渡しましたけど」

警…「どうしましたか?」

 

…みたいなやりとり。

店…めんどくせー、もう釣りは渡したわ的なオーラ全開。

 

婆…「800円のお釣りがないじゃないの(怒)」→繰り返す。

店+警「左のポケットを見せてもらっていいですか?」

で婆のポケットから800円出てきた。

 

ばつが悪くなったのか?婆の話の展開があらゆる方面に行き(犬の話、

亡くなった旦那さんの話、セブンイレブンのアイスコーヒーがとても美味しいと

いう話…等)なんだか横で聞いてる筆者も????な展開で。

 

最終的にはお釣りの話は消失し、「お巡りさんも大変よね~」とお婆さん、

お巡りさんと笑顔で店を出る。

 

要所要所でお巡りさんの声かけ対応(気を紛らわしながら、ヨイショし、

婆の気分をなだめる)がとても上手で、業界のプロの私から見ても

素晴らしいと感嘆。

高齢者を敬うという表情、言動が如実に表れていて…。

 

少子高齢化の時代なので、認知症の方が増えている…。

こういう案件が多いのかな?お巡りさんも大変だ<(_ _)>

 

受容と共感…否定から入っちゃいけないのよね。

なんだか、仕事以外で貴重な場面を見た気がしました。